日本軍「慰安婦」問題/金融円滑化法

 今日(6日)付けの「しんぶん赤旗」の1面トップは、桜井よしこ氏らの「歴史事実委員会」が、昨年11月に米紙に日本軍「慰安婦」強制を否定した意見広告を掲載したこと。これに安倍首相や4人の閣僚を始め、自民・民主などの国会議員39人が賛同者として名前を連ねていることを報じています。
 3面では、日本軍「慰安婦」問題で河野談話を見直そうとした、2007年の第1次安倍内閣が国際的は批判を受けて謝罪に追い込まれた経緯を年表付きで報じています。

 3面の「なんだっけ」欄では、金融円滑化法が本年3月末で期限切れを迎えること、その地域経済への影響を告発しています。
 同法は、リーマンショックを受けて、中小企業や住宅ローン利用者が貸し付け条件の変更を希望する場合、金融機関に応じるよう義務付けたもので、2009年12月に施行されました。当初期限は2011年の年度末でしたが、経済情勢の厳しさから1年ずつ2回延長されたものです。
 300万件の条件変更が行われましたが、法切れにより連鎖を含めて企業の倒産が増加することが懸念されます。
 同法の再延長や「地域金融活性化法」の制定をという、日本共産党の提案を紹介しています。

— posted by 神原 at 11:03 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

右翼改憲派ずらり

 今日(5日)付けの「しんぶん赤旗」の1面トップは、昨日の党旗開きでの志位委員長の挨拶の報道記事。挨拶の全文は4・5面に掲載されています。

 1面左には「村山・河野談話見直しは『過去の偽造』 米紙(ニューヨーク・タイムズ)が社説 安倍氏批判」と報じる記事を掲載。15面トップは、「第2次安倍内閣 右翼改憲派ずらり」と見出しして、19人の全閣僚中に日本会議議連(日本会議国会議員懇談会)から13人、新憲法制定議員同盟から8人が関係者だと報じています。

 3面は、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)高見沢電機支部)(100人。長野県佐久市)が、1999年の工場閉鎖・全員解雇の提案をはねのけ、工場と雇用を14年間守ってきたたたかいを報じています。

— posted by 神原 at 11:44 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

党旗開き/本業など

 今日(4日)付けの「しんぶん赤旗」は―――。
 1面のトップ記事は、「安倍政権は再稼動・新増設狙うが・・・ 日本は活断層だらけ 原発存続の余地なし」と、「日本周辺の活断層の分布と原発の位置」付き。
 1・3面で、18日告示27日投票の北九州市議選を報じています。5期連続10人の市議団を目指しています。全国の皆さんもご支援くださって、ぜひ実現してほしいものです。
2・3面は「守ろう憲法 阻もう改憲策動」、5面は「2013『しんぶん赤旗』 国民共同の新聞として 編集局の挑戦」の大型記事。
 6面(文化面)は音楽家・池辺晋一郎さんと作家・高樹のぶ子さんの対談「池辺晋一郎の会いたくて」。

 その下の「朝の風」は「何代がかりの運動を」と題されたエッセイで、私が愛する小林多喜二の作品「東倶知安行」で、主人公の「私」が、演説会で運動家の老人を見て、「この何時目鼻がつくか分らない『何代がかり』運動を、恐らくそう効目も見えず、又恐らく誰もそう高く『認め』てのくれないこんな所で――しかも、こんなに大きな犠牲を払ってやって行ける本当の気持ちをもっているだろうか」と自問するシーンを紹介しています。
 多喜二の気負いの無い表現が示す、運動家たちの志しの清々しさや良し。「東倶知安行」が書かれた80年前とは、犠牲の大きさも質も異なるでしょうが、一切の犠牲無しには運動が成り立たないのも事実だと思います。

 11時から、日本共産党は新年の党旗開きを行い、志位和夫委員長が挨拶しました。
 地区事務所で他の支部の皆さんと一緒に視たいけど、一人でも多くの支部員にいただきたいと、わが春日支部の皆さんにはわが家での視聴をご案内しました。地区事務所から挨拶のレジュメや感想文用紙がFAXで届けられ、レジュメを一読して大いに期待しました。

 挨拶を視た後は、今日は本業(古本屋)に没頭。元日以降に「日本の古本屋」を経由してネットでご注文いただいた方々からの、正式ご注文のメールが昨日までに届いたからです。
 18冊の古本の埃を払い、傷みを補修し、清拭して7個に梱包。夕方クロネコメール便で4個、夜福山東郵便局に出向いてゆうメール便3個を発送しました。
 郵便局では寒中見舞いのはがきを10通ほども差し出しました。喪中はがきをお届けしたはずの方からも、年賀はがきが届いたりしましたので。

 夜のニュース番組で、嘉田滋賀県知事が日本未来の党の代表を辞任すると記者会見で発表したことを知りました。

— posted by 神原 at 11:51 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

政治資金を虚偽記載?

 本日(1月3日)付けの「しんぶん赤旗」の11面トップは、昨日のこのブログで触れた「政治家集金力上位10人」の追跡のように、「石原環境相への個人献金 346件すべて『団体役員』」と報じています。
 
 総務省は現在、2009年から2011年までの3年分の政治資金収支報告書の原本を公開しており、それに石原伸晃環境・原子力防災相(前自民党幹事長。東京8区)の資金管理団体「石原伸晃の会」が記載した個人献金は、のべ346件、計2048万8000円。346件の個人献金をした人の職業を、すべて「団体役員」と政治資金収支報告書に記載しているといいます。
 閲覧期間を過ぎた2008年分以前にも同様の記載が指摘されており、事実と異なるずさんな報告が常態化しているといい、こうした報告を故意に行った場合は、政治資金規正法違反(虚偽記載、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金)に問われる可能性があるとしています。

 「しんぶん赤旗」に「事務所費」疑惑が報道され世間が驚かされたのは、6年前の2007年の新年早々(1月3日?)のことでした。このときの首相も安倍晋三氏でした。半年後の参議院選挙で自民党が大敗し、その結果初めて「ねじれ国会」が生まれ、安倍氏は政権を投げ出しました。

 また、この記事で、ジャーナリストの田原総一郎氏が石原伸晃氏に2011年に10万円を献金していると知り、驚きました。
 TVの大型政治討論番組の司会をし、世間への影響力も非常に大きい、現役のマスコミ人が堂々と超タカ派政治家に献金する。
 「個人の自由」として許されることでしょうか?昨日も最後に触れましたが、これで本当に権力をチェックできるのでしょうか?

— posted by 神原 at 09:08 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

集金力上位10人の政治家

 元日(1月1日)付けの「しんぶん赤旗」。

 1面=安倍晋三首相が30日放送のTBS番組で「原発新設を明言」と報じています。

 2面=「新年を迎えて 歪み正す改革に踏み出す年に」の「主張」欄。「参院選 各党動き本格化」の見出しの記事。「民意にかなう政治へ 中身でも制度でも問われる年に」の論説。

 3面=新連載「変革をめざす人々」の第1回は「カナダ 学費値上げ反対 上 モントリオール 政府動かす 史上最大20万人」の大型記事。

 21面=「政治家集金力上位10人」の記事。「しんぶん赤旗」が2011年分の政治資金報告書を調べたところ、生活の小沢一郎氏は2億3000万円強で集金力第2位、亀井静香氏は2億2000万円強で第3位、平沼赳夫氏と安倍首相は1億8000万円強で第4・5位、麻生副総理は1億5000万円強で第8位だといいます。
 庶民の金銭感覚とけたはずれの集金力ですが、それにしてもこうした事実さえ一般マスコミが分析も報道もしないのはなぜでしょう?権力のチェック役という、マスコミの最大の責任をサボっているとしか言いようが無いように思います。

— posted by 神原 at 12:24 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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神原卓志(かんばらたくし)です。
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