11月14日 京都で景観に関する共同研究会

 飯田昭さん(弁護士・立命館大学環境法ゼミ担当講師)より、景観に関する共同研究会につき以下のようなご案内がありました。

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景観に関する共同研究会のご案内

 ドイツで活躍されている建築家水島信氏(※1)を交え、龍谷大学の里山学研究センターとまちづくり共同研究会の共催で下記の研究会を行います。
 貴重な機会ですので、是非ご参加ください。

【テーマ】 景観と景観計画図-住環境を擁護する景観計画としての地区計画図の薦め-
【報告者】 水島信氏【建築家。ドイツ・バイエルン州建築家協会】
【と き】 2013年11月14日(木曜日) 19:00~21:00
      (終了後、懇親会を予定)
【ところ】 龍谷大学深草学舎紫英館(22号館)4階会議室 (※2)(下記、3号館西側の「新棟」)
【主 催】 龍谷大学里山学研究センター
【共 催】 まちづくり共同研究会
【内容概略】
 景観法制定の意義として、地区住民全体の合意を要件とする日本の地区計画制度の欠点を補充する点が挙げられている。
 しかし、地区計画で不可能なことは景観計画でも困難である。むしろ、「実務的に有効な規制力を持つのであれば、景観計画図でも地区計画図でもどちらでも構わない。重要なことは将来に向けての住環境である景観の擁護の方針が図面に具体的に表現されることである。」
 図面作成は、住民合意を形成する話し合いを始めるための契機としての機能を持つ。そこから議論が進み、住民意向が展開したら、その発展にしたがって図面内容も変更を繰り返せば良い。それが「街づくり指針計画図」作成の基本形でもある。
 住民と専門家が協働し、地域・地区の特性を勘案したあるべき図を描いてゆく。規制または指導が必要な個所では、所有者も含めた議論でその結論を出し、これらの点を踏まえての図面作成を試みる。これがドイツ流地区計画図であり景観計画である。
 こうした問題と解決案について、板橋区常盤台や狛江市の事例などを参考にして論を進める。

(※1)主著=ドイツ流街づくり読本(ドイツの都市計画から日本の街づくりへ)/続・ドイツ流街づくり読本(日本とドイツの都市は何故違うのか):鹿島出版会)
(※2) 下に添付のチラシでご確認ください。

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— posted by 神原 at 12:17 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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