明日から総選挙ですので、しばらくブログを更新できません。
民主主義のためにも、民主主義の到達点の指標としても、もっとも宣伝が要請される選挙期間中に、もっとも候補者や政党の宣伝が制限されるとは。本当に情けない話です。
11月23日に触れた「立候補するな」と言わんばかりの多額の供託金。
ブログも更新できない公職選挙法。
幻想に終わった「二大政党制」や「政権交代」。
莫大な死票を生み出す小選挙区制。
死票に示された国民の政党支持を踏みにじり、議席数に応じて配分される政党助成金。
―――すべてが小選挙区制の害悪から生じているように思います。わが国社会の民主主義の未成熟を示しているように思います。
日本共産党は、11月26日に今回の総選挙の政策「総選挙政策 日本共産党の改革ビジョン 60年続いた『自民党型政治』のゆがみを断ち切り、『国民が主人公』の新しい日本を 『提案し、行動する。日本共産党』の躍進を訴えます」を発表しました。
その第2節第9項で、「小選挙区制廃止、民意が正しく反映する選挙制度に。政党助成金は廃止します」の中で、「小選挙区制を廃止し、比例代表中心の制度か、3~5人区の中選挙区制に改革します」「政党助成金制度を廃止し、企業・団体献金を禁止します」と掲げています。
この方向にこそ、わが国の民主主義の成熟の一つ一つの段階があると、私も考えます。
今度の選挙を、その大事な一歩にしたいものです。
それでは、また17日以後にお会いします。
寒くなってきました。くれぐれもご自愛の上にご活躍いただけますよう、心よりお祈りします。
私もがんばります。
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