午後、河村ひろ子福山市議会議員、津之郷・山手地域の後援会の皆さんと一緒に、連合町内会の主だった方々やお医者様方、福山市農協の2支店を訪ねて、11月10日に市田忠義書記局長を迎えて行う演説会をご案内しました。
各地域の主だった方々が、政治のゆきづまりをどう打開するかを真剣に探しておられ、非常なご好意で応対してくださり、本当にうれしい限りでした。
それだけに、福山市農協津之郷支店で支店長の留守を預かっておられた職員の非礼な対応は際立ったものでした。
自分の名前も明らかにせず、「本部に申し入れをしたのなら、支店に申し入れなどされなくて結構」と言い放つなどは、どのように考えても客への対応ではありません。挙句の果てには現職の市会議員の名刺を投げ返す始末で、私はあきれ返ってしまいました。
どのような立場の職員であっても、思想信条はたしかに自由でしょう。しかし、いやしくも勤務時間中の、支店長不在時の営業所を代表しての、しかも公選された市会議員への応対です。個人の思想信条を前面に出して応対すべきでないことは、幼い子どもでも判ることです。
政権交代から3年、JA全中(全国農業協同組合中央会)は、自公政権時代までの自民党一辺倒を改めて、全ての政党に大会を案内されるなどの「全方位外交」に努めておられます。ですから、日本共産党の志位委員長は、JAの皆さんが大会などを開かれるたびに参加して、親しくご挨拶させていただいています。
野田内閣や民主党、自民党、公明党などがTPP参加推進の立場に立っているときに、全国の多くの農協がもっとも強固なTPP反対の共同のパートナーとして、日本共産党を発見しておられます。
翻って見ますと、JA広島中央会(広島県農業協同組合中央会)の非常なご尽力にもかかわらず、県内の全ての自治体の中で福山市・大竹市・安芸府中町の2市1町で、農業や共済制度・金融・医療など日本の経済や制度を破壊する、亡国のTPP参加に反対する決議がいまだに行われていません(2012年6月現在)。
私はこの職員に、「日本共産党こそTPPに一貫して反対できるのだと言うことをはっきり申し上げておきます」と伝えて津之郷支店を後にしました。
何年経っても敵と味方を取り違えたままであったり、味方を増やす努力を放棄していたり、組織の課題を鮮明にしないままでいてはなりません。そして、万一にも組合員や市民の要求に立つことができず、「我が亡き後に洪水は来たれ」とばかりの仕事ぶりによって、農業が滅び農家の経営が行き詰ってしまっては、現在と未来の組合員や他の職員が浮かばれません。
私の父もこの農協の組合員の一人ですので、余計にしっかりとした勤務振りを切に求めます。
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