本日(1月3日)付けの「しんぶん赤旗」の11面トップは、昨日のこのブログで触れた「政治家集金力上位10人」の追跡のように、「石原環境相への個人献金 346件すべて『団体役員』」と報じています。
総務省は現在、2009年から2011年までの3年分の政治資金収支報告書の原本を公開しており、それに石原伸晃環境・原子力防災相(前自民党幹事長。東京8区)の資金管理団体「石原伸晃の会」が記載した個人献金は、のべ346件、計2048万8000円。346件の個人献金をした人の職業を、すべて「団体役員」と政治資金収支報告書に記載しているといいます。
閲覧期間を過ぎた2008年分以前にも同様の記載が指摘されており、事実と異なるずさんな報告が常態化しているといい、こうした報告を故意に行った場合は、政治資金規正法違反(虚偽記載、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金)に問われる可能性があるとしています。
「しんぶん赤旗」に「事務所費」疑惑が報道され世間が驚かされたのは、6年前の2007年の新年早々(1月3日?)のことでした。このときの首相も安倍晋三氏でした。半年後の参議院選挙で自民党が大敗し、その結果初めて「ねじれ国会」が生まれ、安倍氏は政権を投げ出しました。
また、この記事で、ジャーナリストの田原総一郎氏が石原伸晃氏に2011年に10万円を献金していると知り、驚きました。
TVの大型政治討論番組の司会をし、世間への影響力も非常に大きい、現役のマスコミ人が堂々と超タカ派政治家に献金する。
「個人の自由」として許されることでしょうか?昨日も最後に触れましたが、これで本当に権力をチェックできるのでしょうか?
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