2012年度補正予算案が、自民・公明・維新の賛成多数で14日の衆議院本会議で可決されました。
予算案への賛成によって、日本維新の会の「与党ぶり」が早くもあらわになったことは見過ごせません。
自民・公明の両与党が衆議院定数の3分の2(320議席)以上を占めている中、みんなの党のように小異を主張して野党らしさを演出することも容易です。
しかし、そうした僅かな野党らしさの演出さえかなぐり捨てて予算案に賛成することで、党の存在感を示そうとするとは。
閣外与党以外の何者でもありません。
元々昨年(2012年)の春先には、橋下氏は安倍氏を党首に担ごうとしたほどだったのですから、維新の内部では全く問題は無いのでしょう。
しかし、そうであるなら、自民党とは別の党を作る必要はどこにあるのでしょう?国民に誠実な姿勢を貫こうとするのであれば、自民党と合同して石原・橋下派を名乗るべきではないでしょうか?
維新の会が、自民党型政治の「より反動的な別働隊=突撃隊」であることは日々に明らかです。
そして、こうした勢力を「第三極」などと持ち上げた、ブルジョアマスコミの報道の偽りも同様の運命をたどります。「マスゴミ」と揶揄されるほど、彼らの報道の権威も崩れ落ちます。
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