1980年から当選10回。運輸相・自民党幹事長を歴任しましたが、2003年のイラク特措法案の衆議院での採決の際には議場から退場した「ハト派」でした。
昨年の総選挙で引退され、この度日曜版のインタビューに応じ、安倍晋三首相が進める憲法96条「改正」に反対する態度などを明らかにされました。
1・2面にわたるロングインタビューで、
「私は、憲法改正の勉学、研究、学習は当然として、議論はやっていいが、実際の改正には慎重でなければならないという立場です。
とくに現行憲法の平和主義。主権在民、基本的人権という崇高な精神は尊重しなければならない。なかでも平和主義は「世界遺産」に匹敵すると私は講演でも話しています。
いま96条を変えて憲法改正手続きのハードルを下げるということが出ていますが、私は認めることはできない。絶対にやるべきではない。
憲法はわが国の最高法規です。他の法規を扱う基準と違うのは当然でしょう。」
「今回、あなた方(赤旗日曜版)のインタビューを受けたのも、戦争を知る世代の責任だと思ったからです。」
「戦後の長い期間、国政の場で、自由民主党と日本共産党は、立場や政策は違っても、それぞれが自負も誇りも持って活動してきた、と私は思っています。離合集散する政党はたくさんあり、照る日や曇る日もあったが、その中でもぶれずにやってきた。私にいわせると自民党と共産党こそが「二大政党」だと思っています。」
と述べておられます。
ご期待に応えて奮闘しなければなりませんね!!
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「しんぶん赤旗」日曜版の6月2日号は、やはり2面で改憲論者も参加された「96条の会」の発足を、3面では「おかしいぞマスコミ 首相と会食 報道で礼賛」と報じています。
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