石井吉弘さん(福岡・住環境を守る会(※1)事務局)から、以下のようなお便りとご案内が届きました。
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議会改革は「東高西低」と言います。
東北や北海道に比べ、福岡の議会の遅れは恥ずかしい水準です。
私たちは昨年政令市ランキングを発表し、その後、請願署名を行いました。
やっと8カ月後に審議されました。
その結果をチラシ(※2・3)にまとめました。
今後は、
①傍聴者の前で採決をすることだけの請願署名を、9月議会に提出します。
②10月5日に市民団体と市民の集会を開き、新しい市民組織を発足させます(※4)。
③年内に議員+市民のフオーラムを開き、忌憚のない意見交換をします。
④マスコミに全てを公開します。
「なぜ私たち住環境(福岡・住環境を守る会)が議会改革に取り組まなければならないの?」という疑問を持つこともあります。
しかし、「開かれた議会」と「開かれた行政」は結びついていると痛感しています。
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(※1) 福岡・住環境を守る会
fukuzyu@eco.ocn.ne.jp>
092-738-5256 Fax:092-738-5224
http://www.fukuzyu.net/
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/fukuokamamoru
(※2・3) 下に添付の「開かれた福岡市議会へ-チラシ」表・裏参照。
(※4) 下に添付の「開かれた福岡市議会へ-10月5日市民集会のご案内」参照。
平戸市へ
2013/9/13
金曜朝です。
私は今週の「しんぶん赤旗」日刊紙+「商工新聞」、パートナーは「しんぶん赤旗」日曜版+「商工新聞」の配達が終わりました。
これより車で長崎県平戸市に向います。
学生時代の友人・山崎一洋さんが市会議員を務めており、来月20日投票の市議会議員選挙で再選に挑みます。
激励と宣伝行動のお供をします。
しばらくブログを更新できませんが、お許しください。
私は今週の「しんぶん赤旗」日刊紙+「商工新聞」、パートナーは「しんぶん赤旗」日曜版+「商工新聞」の配達が終わりました。
これより車で長崎県平戸市に向います。
学生時代の友人・山崎一洋さんが市会議員を務めており、来月20日投票の市議会議員選挙で再選に挑みます。
激励と宣伝行動のお供をします。
しばらくブログを更新できませんが、お許しください。
— posted by 神原 at 09:09 am Comment [0] TrackBack [0]
「美の基準」についての覚え書き
2013/9/11
神奈川県真鶴町は、リゾートマンション計画を契機に1993年に「まちづくり条例」を制定、翌年施行しました。
この条例は、「まちづくり」条例としても、法令上「美」を規定した点でも先駆的なものでした。
また、この条例は、私が住む福山市の「鞆の浦」の架橋計画に反対し景観を守る住民の運動を励まし、2009年10月に広島地裁が地域住民の景観利益を認め、広島県に対し埋め立て免許を差し止めるよう命令する上でも大きな力になりました。、
真鶴町の三木葉苗さん(三木元町長の娘さん)が、ブログhttp://hanaeletters.sblo.jp/article/74599931.html
に「『美の基準』についての覚え書き」を記しておられます。
この方の声にぜひ耳を傾けてください。
===================================
「美の基準」についての覚え書き
80年代後半、
大きな大きな経済の波が、真鶴町にも押し寄せてきました。
この小さな半島に、持ち上がったリゾートマンション建築計画は、
全部で43棟。
そのすべてが、国の建築基準法・都市計画法に見合ったものであり、
県の指導にも従っているのだと、
当然のように、財産権・建てる権利を主張してきます。
国の法律で、真鶴町は守れない。
「きちんとした拘束力のある、この町独自の条例をつくる必要がある。」
自己水源の乏しい、真鶴半島の現実的な弱さを武器に
基準以上の大きさの建築物には水を供給しないという「水の条例」
建蔽率・容積率に加え、風致地区や、細かな基準を設けて、景観を守る「美の条例」
2段階の条例構想をかかげて立ち上がったのが、私の父でした。
このように小さな町が、独自の法律を設けるというのは、
並大抵のことではありません。
開発業者だけでなく、国や県も圧力をかけてきます。
そして、規制の厳しい条例に、住民からも様々な主張が起りました。
各所をまわり、「話し合い」に力を尽くす日々。
当時の父との会話で、私の胸に深く刻まれているものがあります。
「建蔽率50% 容積率200%という数字を見て、厳しすぎるという意見があるが
今現在、この真鶴にたつ建物の中で、この基準に反しているものなどほとんどない。
自分たちはずっとこのように暮らしてきた。
もちろん土地所有権・財産権を主張することはできる。
けれど、自分の権利を主張することで、隣の人の権利を侵すようなことはよそう。
ただそれだけのことなんだ。」
”美”という主観的なものを、どのように客観的な言葉におきかえるのか?
「この土地に人が住み、集落を形成し始めた頃から考えると、
真鶴には1000年の歴史がある。
その時間の重みを加えることで、その営みを言葉にかえることで、
真鶴独自の”美”を客観的、かつ、普遍的なものにすることができる。」
1993年に制定され、翌年に施行された「美の基準」によって
当時の開発計画の、ほぼすべてが白紙に戻されました。
私は今日も、懐かしい町並みを歩き、
鬱蒼としたお林に分け入り、木々の隙間から、かがやく海を眺めています。
その暮らし方ひとつで、
その生き方ひとつで、
私たちは、大きな力に打ち勝つことができる。
それが「美の基準」が私に教えてくれたことです。
できあがった条例の素案をもって、説明にまわる父は、
「これを真鶴の”決意”と受けとめてほしい。」といいました。
施行から来年で20年。
平易であたたかく、芯の強い言葉で綴られた真鶴の決意が
改めて多くの人に読み継がれ、受け継がれていくことを心から願います。
2013年9月11日 三木 葉苗
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この条例は、「まちづくり」条例としても、法令上「美」を規定した点でも先駆的なものでした。
また、この条例は、私が住む福山市の「鞆の浦」の架橋計画に反対し景観を守る住民の運動を励まし、2009年10月に広島地裁が地域住民の景観利益を認め、広島県に対し埋め立て免許を差し止めるよう命令する上でも大きな力になりました。、
真鶴町の三木葉苗さん(三木元町長の娘さん)が、ブログhttp://hanaeletters.sblo.jp/article/74599931.html
に「『美の基準』についての覚え書き」を記しておられます。
この方の声にぜひ耳を傾けてください。
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「美の基準」についての覚え書き
80年代後半、
大きな大きな経済の波が、真鶴町にも押し寄せてきました。
この小さな半島に、持ち上がったリゾートマンション建築計画は、
全部で43棟。
そのすべてが、国の建築基準法・都市計画法に見合ったものであり、
県の指導にも従っているのだと、
当然のように、財産権・建てる権利を主張してきます。
国の法律で、真鶴町は守れない。
「きちんとした拘束力のある、この町独自の条例をつくる必要がある。」
自己水源の乏しい、真鶴半島の現実的な弱さを武器に
基準以上の大きさの建築物には水を供給しないという「水の条例」
建蔽率・容積率に加え、風致地区や、細かな基準を設けて、景観を守る「美の条例」
2段階の条例構想をかかげて立ち上がったのが、私の父でした。
このように小さな町が、独自の法律を設けるというのは、
並大抵のことではありません。
開発業者だけでなく、国や県も圧力をかけてきます。
そして、規制の厳しい条例に、住民からも様々な主張が起りました。
各所をまわり、「話し合い」に力を尽くす日々。
当時の父との会話で、私の胸に深く刻まれているものがあります。
「建蔽率50% 容積率200%という数字を見て、厳しすぎるという意見があるが
今現在、この真鶴にたつ建物の中で、この基準に反しているものなどほとんどない。
自分たちはずっとこのように暮らしてきた。
もちろん土地所有権・財産権を主張することはできる。
けれど、自分の権利を主張することで、隣の人の権利を侵すようなことはよそう。
ただそれだけのことなんだ。」
”美”という主観的なものを、どのように客観的な言葉におきかえるのか?
「この土地に人が住み、集落を形成し始めた頃から考えると、
真鶴には1000年の歴史がある。
その時間の重みを加えることで、その営みを言葉にかえることで、
真鶴独自の”美”を客観的、かつ、普遍的なものにすることができる。」
1993年に制定され、翌年に施行された「美の基準」によって
当時の開発計画の、ほぼすべてが白紙に戻されました。
私は今日も、懐かしい町並みを歩き、
鬱蒼としたお林に分け入り、木々の隙間から、かがやく海を眺めています。
その暮らし方ひとつで、
その生き方ひとつで、
私たちは、大きな力に打ち勝つことができる。
それが「美の基準」が私に教えてくれたことです。
できあがった条例の素案をもって、説明にまわる父は、
「これを真鶴の”決意”と受けとめてほしい。」といいました。
施行から来年で20年。
平易であたたかく、芯の強い言葉で綴られた真鶴の決意が
改めて多くの人に読み継がれ、受け継がれていくことを心から願います。
2013年9月11日 三木 葉苗
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— posted by 神原 at 11:26 pm Comment [0] TrackBack [0]
中国ブロックニュース第6号
「第3の躍進へ・中国ブロック活動交流ニュース」第6号が届きました。
9月6日に中国ブロック5県の代表が、中国電力本社に原発問題で、中四国防衛局に岩国基地・オスプレイ・米軍機低空飛行問題で申し入れました。
仁比聡平・参議院議員、石村智子・中国ブロック国民運動委員長が参加しました。
7月から8月にかけて豪雨災害が山口・島根・鳥取3県を襲いました。
3県の代表が9日に上京し、内閣府・農水省・国交省に被災者支援を申し入れました。 仁比聡平・参議院議員と石村智子さんが参加しました。
下記にニュースを添付します。
ご一覧ください。
9月6日に中国ブロック5県の代表が、中国電力本社に原発問題で、中四国防衛局に岩国基地・オスプレイ・米軍機低空飛行問題で申し入れました。
仁比聡平・参議院議員、石村智子・中国ブロック国民運動委員長が参加しました。
7月から8月にかけて豪雨災害が山口・島根・鳥取3県を襲いました。
3県の代表が9日に上京し、内閣府・農水省・国交省に被災者支援を申し入れました。 仁比聡平・参議院議員と石村智子さんが参加しました。
下記にニュースを添付します。
ご一覧ください。
添付ファイル: 中国ブロックニュース第6号pdf
— posted by 神原 at 10:17 pm Comment [0] TrackBack [0]
25年掛かりで取り戻したものを一瞬で失う!
景観と住環境を考える全国ネットワーク(景住ネット)の会員の方から、次のようなお便りをいただきました。
===================================
私は自然環境系の人たちとつながりが多いのです。
そちらで大問題になっているのは、2020年の東京オリンピックのために、葛西臨海公園の一部を破壊してカヌーのスラローム競技場を作る計画です。
(公園内なので、人が居住している地域での都市問題ではありませんが…。)
カヌーといっても、スラローム競技は静かなものではなく、激流下りのような競技なので、とても大がかりで反自然な施設を作ることになります。
計画、問題点などに関しては
「五輪で計画 カヌー競技場建設やめて 希少な野鳥守れ 野鳥の会が要請 東京・江戸川区 葛西臨海公園」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-08-24/2012082404_02_1.html
に詳しく紹介されています。
また、知人がこの問題に関して書いたブログ
「25年かけて取り戻したもの、今、一瞬に」
http://yaplog.jp/eikisato/archive/275
もご覧ください。
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私は自然環境系の人たちとつながりが多いのです。
そちらで大問題になっているのは、2020年の東京オリンピックのために、葛西臨海公園の一部を破壊してカヌーのスラローム競技場を作る計画です。
(公園内なので、人が居住している地域での都市問題ではありませんが…。)
カヌーといっても、スラローム競技は静かなものではなく、激流下りのような競技なので、とても大がかりで反自然な施設を作ることになります。
計画、問題点などに関しては
「五輪で計画 カヌー競技場建設やめて 希少な野鳥守れ 野鳥の会が要請 東京・江戸川区 葛西臨海公園」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-08-24/2012082404_02_1.html
に詳しく紹介されています。
また、知人がこの問題に関して書いたブログ
「25年かけて取り戻したもの、今、一瞬に」
http://yaplog.jp/eikisato/archive/275
もご覧ください。
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— posted by 神原 at 09:16 pm Comment [0] TrackBack [0]
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