岩手県山田町で無料市

 午前4時ごろ、宮古市役所の少し北方の浄土ヶ浜の駐車場に着きました。

 ここで一休みしながら朝を待ち、午前5時半ごろ明らんでいく浄土ヶ浜を眺望して発進。津波の傷痕が残る宮古漁港を通って市内中心部へ入りました。
 午前6時から営業している、和風レストランで税込み294円の納豆の朝食をいただきました。
(この値段でドリンクバー付きですから、すごいです!)


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傘を差して並び開場を待つ被災者の皆さん
 午前8時に日本共産党宮古地区委員会のボランティアセンターで、現地スタッフと合流。
 あいにくの小雨の中、15名ほどで、私たちが先にトラック便で届けた荷物や岡山県津山・新見両市の後援会が贈られた荷物を6台の車に積み込んで山田町へ出発。

 山田町の仮設住宅の多くは、公共施設の敷地の中の空き地などの公有地に、数軒から十数軒の小さなものが点在している模様でしたが、この日の市の会場(関口農業担い手センター)の敷地には36軒が建っていたようです。
 会場で盛岡や現地周辺のスタッフと合流。30名ほどのスタッフが、支援物資を陳列したり、被災者に帰り際に渡すために3Kg入りの米と洗剤と野菜(北海道のじゃがいもや岡山県新見後援会の大根など)のセットなどの準備に汗を流しました。


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無料市の様子
 私たちが会場に着いたときにはもう、小雨の中を20人ほどの被災者が並んでおられましたが、11時の開場前には100人近くに膨れ上がり、市の1時間ほどの間に銘々の希望の品を持ち帰られました。
 季節柄防寒着・毛布などが瞬く間に無くなりました。
 後片付けの後、田中尚・宮古地区委長に義捐金を手渡しました。

 現地の皆さんとお別れした後、東北道で岩手県・宮城県を一路南下し、仙台南IC近くの秋保(あきう)温泉で2日間の疲れを癒し、東北の秋の味覚を楽しみました。
 東北は観光シーズンですので、ホテルはなかなか見つかりませんでした。スタッフの一人があちこちに電話を掛けて、やっと秋保温泉に1泊12000円という私たちにはもったいないほどのホテルが見つかりました。「蘭亭」という本当に立派なホテルです。
(もちろん、宿泊代や全日程の食費などはスタッフの負担です。)

— posted by 神原 at 10:57 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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