今月9日付け「『別品』の国へ」でご紹介した、コラムニストのさんが急逝されました。
このコラムが亡くなる直前のものになってしまいました。
天野さんがコラム「CM天気図」を連載していた、「朝日新聞」の昨日(21日)の紙面に
「『無駄な公共事業』と批判を浴び事実上凍結されていた、全国6海峡をトンネルや橋で結ぶ構想『海峡横断プロジェクト』の復活をめざす動きが始まった。
うち一つの『関門海峡道路』(北九州市―山口県下関市)では、福岡県が事業化に向けた調査を6年ぶりに再開する方針を固めたことが21日、関係者への取材でわかった。
目的には『防災』などを掲げるが、識者からは必要性を疑問視する声もある」
という記事がありました。
身近なトンネルや橋の補修さえできないで、何を言うのでしょう。
借金返済期間を延ばして採算計画を建てても、人口減で需要も税収も減ることが分かっています。
土木建設業界の圧力に負けてしまうとは、国政を担う気概がありません。
兆円単位で20年を超える建設プロジェクトによる、長期の安定な利益源が欲しいだけの企業論理に引き摺られてはならないと思います。
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